【学校に通わせる前に読んでほしい本】最近読んだ本(麹町中校長が教える 子どもが生きる力をつけるために親ができること)

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会社を退職してから自分に新しい情報が入ってこないことへの不安から月に2冊目標で本を読むようにしています。最近はせっかく子育てをしているので育児本が中心なので良かった本だったり、わかりやすい本は紹介していきたいと思います。

今回はこれです。

【麹町中校長が教える 子どもが生きる力をつけるために親ができること】

子どもが生きる力をつけるために親ができること あらすじ

カンブリア宮殿に著者が出ていて学校の改革や、その考え方について話しているのを見てこの本を購入しました。

この本の中では、今のAIや働き方改革、英語・プログラミングの必修化が始まる社会において「子育ての本当の目的」「子どものために親が出来ること」を追求し続けます。

著者工藤勇一が行った麹町中学校の改革

公立の中学校ですが、 宿題、定期テスト廃止。固定担任制も撤廃。服装・頭髪検査はおこなわない。などこれまでの学校では考えられない改革が進められています。

この本ではその学校で行われている改革の理由・考え方とその改革をもとに家で親が子どもにしてあげられる内容が書かれています。

子どもが生きる力をつけるために親ができること 目次

子どもの自律をテーマにした内容から、子どもを叱るということについて、子どもと親の理想、最後に学校との付き合い方という大きな内容で書かれています。

私が読んでいて特に良かった、また読み返したいと印を付けたのが

  • 本当の厳しさとは「信用」
  • ゆとりのない経験こそが、ゆとりの心を育てる
  • 子どもを変える「タイムマシン・クエスチョン」
  • ゲームに夢中なときだって、生きる道を見つけるチャンス
  • 汚い言葉から、「言葉がどう伝わるか」を考えさせる

この5つです。この5つの箇所には印を付けて後日読み返したいと思っています。

気になる方はぜひ読んでみてください。

子どもが生きる力をつけるために親ができること 感想

ゲームや受験、反抗など今後絶対に通るだろう課題の具体的な対応方法と考え方が書いてあり、まだその状況にもなっていないにも関わらず納得させられます。

「手をかけないほど、子供は自律する」「子供は思うように育たない」「親密な親子関係が幸せとは限らない」「何でもかんでも叱らない」・・・ ぱっと見るとこれまでの常識と違うような気もしますが、読んで見るとなるほどと思わされます。確かに、これまで学校のルールを守ること、守らせることが目的になっていたがそれは今後の社会に出る前の準備としては優先順位が低いのではと改めて感じさせられました。

子供の頃はなんで髪は染めたらいけないのか、なぜ鉛筆じゃなければならないのかと不思議に思っていたことが、大人になり子どもを育てる立場になると自然と守って欲しい、いい子にしていてほしいと考えていた

子どもを育てる親が1番子どもの立場になって考えて、子どもが考えやすいよう、挑戦できるよう、導いてあげられるような親になりたいと思いました。

【合わせて読みたい記事】

子どもが生きる力をつけるために親ができること さいごに

実際ここに書いてあるようなことはまだまだ先の話になるが、知ってから迎えるのと知らずに迎えるのでは違う。また、実際にその時期になり悩んでいる時に読むと自分への変なプレッシャーになってしまうので今のうちに読んでおいて正解だと思いました。

そして、こんな熱い思いと考えで接してくれる先生がいる学校に是非入学させてあげたいです。

今日もお疲れ様でした!!

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