会社を退職してから自分に新しい情報が入ってこないことへの不安から月に2冊目標で本を読むようにしています。最近はせっかく子育てをしているので育児本が中心なので良かった本だったり、わかりやすい本は紹介していきたいと思います。
今回はこれです。
【お金に強い子どもの育て方】
お金に強い子どもの育て方 あらすじ
日経マネーが出しているお金と育児に関する本です。
12人の経営者、投資家、FPなどお金&経営のプロが我が家で実践していることをインタビュー形式で紹介されています。「お小遣いはいつから?どういうルールであげているのか。」「稼げる子を育てるために実践していることは?」など普段他所の家のお金のことはあまり聞く機会がないこと、お金のプロの考え、その子どもの行動についてとても参考になり、面白く、素敵な経験談もありました。
お金に強い子どもの育て方 1章”無駄遣いはダメ。ケチもダメ。”
1章
- パックン(タレント)
- 柴田陽子(ブランドプロデューサー)
- 吉川淳子(ロイターニューヨーク・経済ジャーナリスト)
スーパーの買い物時に単純にお金の計算もできる、鶏肉と豚肉の値段が違う理由、同じ商品でもコスパがいいものはどれか、などスーパーでの買い物だけでもいろんな話ができる。これは簡単に取り入れられそうなので使っていきたいと思う。
お金を無駄使いしない、でもケチらずに使うべきものがあるという教え。お金の話となると節約などのイメージに持っていかれがちだが、貯金だけでなく貯金、投資などケチらずに使うべきものをしっかり小さいうちから見せていくべきでは?という話。

お金に強い子どもの育て方 2章”稼ぐ力を育てる”
2章
- 佐藤可士和(クリエーティブディレクター)
- 森岡毅(マーケター、刀 代表取締役 CEO )
- 田中靖浩(公認会計士、文筆家)
- 塚原哲(ファイナンシャルプランナー)
- 花輪陽子(シンガポール在住ファイナンシャルプランナー)
2章が1番面白かったです。
特に田中靖浩さん、”いい学校なんて目指すな!就活なんてするな”普通の親からは出ないような言葉。働く=会社に勤めるではない、大手企業に就職=安定ではない。それは私も同意なので禁止!とまでは言わなくても就活意外の選択肢をちゃんと見せてあげたいと思いました。
他にも子どもがビジネスや世の中の流れに興味を持つような、大人になって働く事がワクワクするような話題作りを家でもしていて、すごい参考になりました。
私も勉強しないと。

お金に強い子どもの育て方 3章”お小遣いのあげ方、使わせ方”
3章
- 渋澤健 コモンズ投信取締役会長
- DUKE。 個人投資家
- 横山光昭 ファイナンシャルプランナー
- 井村俊哉 個人投資家、元お笑い芸人
お小遣いのあげ方、使い方はそれぞれ違った。
使い方の計画をたてさせる家、お手伝いでお金を渡す家、欲しいものは家族会議でプレゼンする家、何も与えない家。自分の家に合うものを参考にいいとこ取りしたい。

お金に強い子どもの育て方 感想
学校ではなかなかお金の勉強はさせてくれないので自分から勉強するか、親が教えるしかない状況でとても参考になった。教育本のように「こうすべき」「こうしたら、子どもはこう感じる」という話ではなく、人の体験談だったのがまた具体的で参考になりました。

子どもはすごい純粋で親の価値観とかをいい意味でも悪い意味でも吸収してしまうんだなと感じるような体験談が多かった。参考にしたいというのもだが、単純に読んでいて面白かったです。
マネー教育について考える
家にあるお金、食事、家などこれがあるのが当たり前だと思ってほしくない、とはずっと思っていて、今回この本を手に取りました。私は自分の体験からお金の価値を学んだ。しかし、貧乏を経験させたいと思ってもなかなか難しい。
今考えている事では、
家計についてはオープンにする。
家ではニュースを一緒に見る。新聞を一緒に読む。
お小遣いは10歳で100万渡して、使うも、増やすも自由にしてということ。
アルバイトは時給で働くこと、時給意外の働き方どちらも経験させたい。
こう考えているけど、本を読んでもまず私も勉強しなければということ。
お金は持っている持っていないではなく、お金について知っているか知らないかで人生大きく変わっていくと思っています。大事だから、お金の教育もしっかりしていきたい。
お金に強い子どもを育てたいママさん1冊目にしても難しくない内容なのでぜひ読んでみてください。
さいごに
0歳児の育児からは少し遠い話だったけど、いざと言う時に勉強するのでは遅いように感じる。家も会社と同じように経営していくイメージで生活できたらいいな。
お金に強い子どもを育てたいママさん1冊目にしても難しくない内容なのでぜひ読んでみてください。
今日も全国のママさんお疲れ様でした。