子供が生まれるとお金がかかると言いますが、実際いくら使ったのか気になったので自分の家を対象に計算してみます。
うちの家族構成・前提
うちの家の条件をまず紹介します。
- 1人目の子供
- 東京23区内に住んでいる
- 核家族
- 夫は会社員
- 私(妻)は妊娠を期に退職した専業主婦(育休手当なし)
こんな感じです。
0歳から1歳の1年間の子育て費用
平成15年の古いデータですが、こども未来財団が行った「子育てコストに関する調査研究」 という調査の結果では生まれて1年間の子育て費用には約50万かかるとあります。内訳はベビー用品や衣服、おやつや託児費用、医療費、お祝い行事関連、貯蓄や保険となっていますが実際に私の家ではいくら使ったか計算してみました。
結果おむつや食費などはざっくりの計算ですが、 1年間で1,184,600円の出費という計算でした。
ただ、今児童手当などがあります。自分達で負担した金額っていくらなのかも合わせて計算してみようと思います。
今回の1年の出費の計算の仕方
- 食費やおむつなどはざっくり計算
- 出産祝いやお下がりで頂いたものに関しては0として計算
上記2点を基準にして計算してみました。詳しくも載せたので興味がある人は見てください。
生活消耗品
おむつ | 15,000 |
ミルク | 52,000 |
離乳食費 | 70,000 |
離乳食準備費 | 3,000 |
クリーム・石鹸等 | 3,000 |
計 | 143,000 |
私は生後4ヶ月までは完母乳でした。途中から混合、5ヶ月頃からはミルク育児に切り替えています。生後7ヶ月から3回食を初め、ミルクをあげた量は少ないと思います。
おむつは出産祝いでダンボールでいくつか頂いたので少なめです。
おむつの他に保湿クリームやボディーソープなどもたくさん頂いたので自分達ではほとんど購入していません。
医療費
ロタ2回 | 16,000 |
その他医療費 | 0 |
計 | 16,000 |
これからはロタも無料で受けられるようになるので特別何か無ければ0になると思います。

ベビー用品
ガーゼなど雑貨 | 11,000 |
布団系 | 2,000 |
ベビーカー、付属品 | 73,000 |
抱っこひも | 0 |
ラグ | 4,000 |
ローチェア | 3,000 |
ハイチェア | 0 |
服 | 20,000 |
靴 | 0 |
ゴッツン防止リック | 3,000 |
寝返り防止クッション | 4,000 |
計 | 120,000 |
布団、抱っこひも、ハイチェアはお祝いで買ってもらいました。
オモチャ・娯楽費
オモチャレンタル | 32,000 |
その他オモチャ | 5,000 |
絵本 | 1,600 |
オモチャ収納棚 | 3,000 |
娯楽費 | 100,000 |
アルバム | 4,000 |
育児本 | 10,000 |
計 | 155,600 |
オモチャはレンタルにしているので少し高いかもしれません。その代わり毎月新しいオモチャで遊んでます。絵本は基本図書館なのでほぼ出費なしです。
イベント・行事など
内祝い | 100,000 |
ハーフBHスタジオ代 | 10,000 |
計 | 110,000 |
内祝いから始まり、お宮参り、お食い初め、ハーフバースデー、初節句等。1年間でイベントは盛りだくさんですね。うちはお宮参りやお食い初めなんかは大きくはやらなかったので少なめですが、ここで大きく出費がかさむ人は多いでしょう。
うちのお食い初めは家でひっそりと形だけで終わらせました。鯛はスーパーで売っている冷凍のたいやきにしました。
その他
出産負担額 | 40,000 |
引っ越し資金 | 600,000 |
計 | 640,000 |
子供が生まれる前は1Kに住んでいました。さすがに3人ではきついので引っ越しをしました。同じように出産をキッカケで引っ越す人も多いですよね。
(引っ越したことで上がった家賃は計算に入れていません。が、入れたらかなり…。)
その他、保険など入った人もいるのではないでしょうか?私は保険は入らなかったので0です。
0歳から1歳の1年間の子育て費用合計
合計 | 1,184,600 |
合計-引っ越し | 584,600 |
引っ越しはちょっと特殊なのでその額を引くと約58万円でした。イベントごとも少なく、お下がりやいただき物も多かったと思っていたのですが調査の金額の50万を超えていました。(今後引越し費用を引いた金額で話を進めます。)
こうやって計算してみると結構金額使っているな…という印象です。
しかし、国からの補助金など今は児童手当があるのでそれを考えると自分達での負担額はへりますね。

実質自分達で負担している金額っていくら?
うちの場合は児童手当1.5万、夫の会社からの子ども手当1万毎月支給されています。(※自動手当は収入によって異なります。)
1年間で2.5万円×12ヶ月=30万円支給されたことになります。よって、 1年間の584,600円の家30万が制度利用で支払いができたことになり、284,600円が実費負担額です。
もし、私が育児休暇を取得していたら…
ここからは架空の話ですが、もし私が退職せずに育児休暇を取得していた場合を考えてみます。育休手当は働いていない期間の支給金なのでここでは収入とは別で考えます。
【設定】
- 2020年出産
- 東京勤務
- 毎月の額面給与(1ヶ月分の交通費込みの金額)
この設定の場合、育休手当(育児休業給付金)は1,210,542円支給されます。
先程の計算では実質負担額は284,600円だったので、925,942円プラスになる計算です。
さらに、 産休・育休中にもらえるお金(出産手当金、出産育児一時金、育児休業給付金)は、すべて「税金の対象外」です。 所得税はかかりません。翌年になりますが、さらに負担は減りますね。
(私、退職したことを若干後悔する…笑)
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さいごに
「子供を生むのはお金がかかる」というイメージは強いですが、実際自分達で負担している金額は思った以上に少なかったという印象でした。子供を育てるのが不安だという人の不安が少し減ればいいです。
ただ、大きくなるにつれて学校や習い事など出費が大きくなることは考えられます。負担が小さい0歳のうちに貯金に回す金額を大きくしても良いかもしれません。
今日も全国のママさんお疲れ様でした。