先日1歳の誕生日を迎えて改めてこの1年を振り返る機会があったので、出産につても改めて書きたいと思いました。
よく「産んだら痛かったこととか忘れた」と聞いていましたが、私はものすごく覚えています。
ちょっとした項目についてと、最後にツラツラとレポするので気になるところだけ読むなんてことでも全然良いです!私は出産前は怖くてレポ読まなかった派なのでw
出産にあたっての基本情報
まずは基本情報から
- 初産
- 都立の病院で出産予定
- 何事もなく40週を迎える
- 妊娠前+14キロ
- 妊娠37週から入院時まで子宮口は1センチ
- 予定日3月12日。18日までに生まれなければ18日から入院予定
- 前駆陣痛っぽいものは多少あったものの、おしるしや破水などはなし
そしてタイトル通り予定日を過ぎても何もなく、入院からの出産になりました。
予定日超過の出産について
出産前は週1の検診をしていました。つわりやかゆみなどのマイナートラブルはありましたが、他に特に気になるところは特になく毎回の検診で「予定日くらいに出てきてくれると思いますよ!」と言われていました。
その言葉を信じ、体重管理で我慢していた食欲を爆発させたことを覚えています。
入院日が決まっていましたがそれまでにおしるしや破水、陣痛などが来るかと毎日ビクビクしていましたが、本当に何もなく自分の足で病院へ行き入院手続きをしました。
予定日が近い友人が出産していくのを見ていて焦る気持ちもありましたが、しっかり準備をして病院へ行けたのでその点は良かったです。

ジンクスは一通り試したが何1つ効きませんでした。
会陰切開について
会陰切開はしました。
もともとは切ってほしくなくて会陰マッサージ、会陰パックもしていました。しかし、いざ切ってみると陣痛が痛すぎて気にならないほどの痛みです。むしろ陣痛がつらすぎて早く切って出してくれ!と言っていました。笑
会陰切開で辛いのは出産後の生活です。椅子に座ると痛いです。塗っているのですが、踏ん張るとまた切れてしまうのではと思い、なかなか用をたせませんでした。私の場合は1ヶ月で痛みはなくなりました。
切ると締りが悪くなるのでは?と思ったこともありましたがw、そんなのどうでもいいと思うくらいに陣痛のほうが痛いですし、締りは悪くなりませんでした!!笑
ラミナリアについて
入院手続きをして着替えを済ませたら、ラミナリアを入れました。
(入院後の流れは入院前の検診の時に聞いていました。聞いておいたほうが旦那さんや家族にも伝えられるので聞いておいてよかったです。)
ラミナリアとは開いていない子宮口に入れ、水分を吸って膨張し子宮口拡張に使われる医療用具です。入れた感じタンポンに近いイメージでした。タンポンと違うのは入れるのは1本ではないという点です。私は10本入れました。痛かったです。
入れる時は痛かったのですが、入れてからはちょっと違和感がある程度で普通に生活できます。お医者さんに相談してシャワーも浴びられるそうです。
促進剤について
入院から12時間。陣痛が始まってから11時間の時点で促進剤を打ちました。
陣痛が始まってから11時間の時点でお医者さんから「思ったより長引いちゃうかもしれない」と言われました。「このまま頑張るか、ちょっと痛みが強くなるけど薬でお産を進めるかどっちが良い?」と言われ、悩まず薬を入れてくださいと頼みました。
促進剤でお産は進んだのですが、陣痛の痛みに波があったのがほぼずっと痛いという状態に…。今思い出してもゾッとするほど痛く、辛い時間になりました。でも促進剤打って後悔はしていません。
出産レポ(長文)
3月18日
9時
入院手続き。
旦那さんの仕事が遅めなので、病院まで付き添ってくれました。
9時30分
病院の案内や着替えを終えて内診。
子宮口は1センチ。3週間前と変わりなし。
#ラミナリア を10本入れる。痛い。
「海藻だ!昆布!出汁が出る!!」ってふざけて笑う余裕ある。
が、笑う抜けるから笑わないでって怒られる。
10時
NST。
ラミナリアを入れてから酷い生理痛のような痛みが1時間くらいある。
いつのまにか痛みが消えて寝る。
その後昼食・おやつをいただく。昼過ぎから1時間に2、3回の痛みはあるが陣痛にはつながらない。看護師さんに余裕があるうちに寝ておいたほうが良いと言われ寝ようとするが疲れていないので眠れない。

18時
夕飯も普通に食べる。
20時
旦那さんが仕事終わりに会いに着てくれました。
若干生理痛のような痛みはあるが、誰かと話してれば気がまぎれる程度。
22時
面会時間が終わり旦那さんは帰る。
その後、5分から7分の間隔で痛い。
ただただ痛い。
下腹部から肛門、腰にかけて割と激痛になってくる。まだ耐える。
23時
少し出血。痛みが強くなってきて、旦那さんを呼び戻す。
Instagaramに「陣痛かも行ってきます!」と呑気に過ごすが、かなり痛くなってくる。
19日
1時
シャワーと仕事の準備をして旦那さんが病院へ到着。
しんどい痛み。
しかし先生にまだまだかかるよ、と言われる。
先生からのアドバイスは「陣痛の間に少しでも寝る!!食べる!!」
しかし、寝られるわけもなく悶える。
4時
声が出る痛みになってくる。
「あーーー痛いーー。痛いよーーー。」くらい。隣の妊婦さんが分娩室に移動しているのが聞こえて、次は自分かと思う。「もう少し、もう少し」と言い聞かせる。
5時
痛すぎて、何か握ってたい。
ラミナリアを抜いてもらったが、子宮口は6センチしか開いていなかった。
絶望したのを覚えています。子宮口が10センチになってからやっといきみ始める。それまではいきみ逃しをしなければならない。
先生に「今日の午前中までには産まれるよ。」って言われる。
え、まだ7時間あるんですけど…。と思いながら、旦那さんにはお尻にテニスボールを押してもらい、ペットボトルを握りしめて必死にいきみ逃しをする。
8時
いきみ逃しがつらくて何度も何度も先生に「まだか?内診して子宮口確かめて!」とお願いするが、再度内診するも6センチから進まず。
この時点で私より後に陣痛室に来た妊婦さん3人に先を越され心が折れそうになってくる。
ペットボトルや、ベッドの柵とか硬いものを握ってないとしんどく、ペットボトルはボコボコになっている。
眠気も出てきて、酷い痛みと軽い痛みが繰り返す中、軽い痛みの時にウトウトするようになってくる。旦那さんも軽い痛みの時に寝ていた。イライラするが、起こることもできずにただ背中を押すことを要求していました。
9時
再び内診してもらうが、子宮口が6センチから進まず促進剤の説明を受け、点滴を開始する。
「これ絶対午前中に終わらないじゃん!!」と私、キレる。
促進剤を打ち始めてからの痛みが尋常じゃなくて、病棟に響き渡る声で叫ばずにいられなくなりました。酷い痛みと軽い痛みの繰り返しから酷い痛みだけになります。
ペットボトルはバキバキ、頭をベッドの柵に押し当てたりして陣痛の痛みをごまかす。内診が気持ちよく感じるほど、他の痛みが欲しくなる。
7センチ開いたあたりから肛門が痛いのとウンチが出そうな感覚が酷くて、我慢できずウンチがでそう!って叫び出す。
旦那さんの前でウンチを出したくなくて力が入る私と力を入れるなと怒る助産師さんの戦い。
いきみ逃しができなくて、声も枯れてきて、定期的に意識が飛びそうになる。
私も赤ちゃんも疲れてきて酸素マスクつけてもらう。
11時
やっと子宮口9.5センチに。
全開になったらすぐ出せるように分娩室に移動する。痛みに耐えながら分娩室に移動して、分娩台に乗るのが大変すぎました。「これ、促進剤打ってなかったら絶対昼間でに生まれなかった!」と先生にキレる。
ウンチが出そうで仕方なく浣腸してもらう。もっと早くして欲しかった…。
11時20分
やっと子宮口が全開に。
ここから容赦なくいきむ。
早く終わらせたくて
「もう、会陰切って!!!」
「足抑えてちょうだい!!」
「あと3回で出す!!」
と無駄な気合と妊婦自らの仕切りに、助産師さん旦那さんが爆笑。
会陰切開。切開する前に注射で麻酔をしてくれるが、陣痛が痛すぎてそんなことどうでも良い。
11時29分
やっと産まれる。
赤ちゃんの顔を少し見せてもらって赤ちゃんは別室で計測 。
「平均より2センチ頭でかい、大変だったね笑笑」と先生。
…笑笑
会陰切開も塗ってもらうのも陣痛が痛すぎて痛くない。
記念にゴミ袋に入った胎盤を触らせてもらいました。グロくて結構大きくてこれが10ヶ月お腹に合ったと思うと不思議で仕方なかった。
その後看護師さんが赤ちゃんを連れてきてくれて初めての授乳。可愛いという感情より「終わった…。」という達成感が強かった。もちろん可愛くて、不思議な気持ちだった。旦那さんは感動して泣いていたが、私は全く泣けなかった。
無事産まれたけど血圧が低いのもあって、1時間近く分娩台から降りられなかった。分娩台の上で昼食を食べなさいと持って来られるが、フルーツしか食べられませんでした。
1時間後、ゆっくり部屋に戻り翌朝まで少し休憩の時間。
翌朝からは母子同室で寝不足の日々が始まる…。
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さいごに
最後まで読んでくれてありがとうございます。
完全に自己満レポですが、こうやって思い出すと出産はとても大変だけど不思議な時間でした。もし、2人目を産む機会があれば、次は無痛分娩にしたいと思います!!!!
それくらい痛かった!!!w
今日もお疲れ様でした!これから出産という人がもし見てくれていたら、頑張ってください!